ハグの効用

今週後半からミュージカルの本番を控え、練習で毎晩遅くて疲れているタロウが
青い顔をして昼寝から起きて来て、今日の練習に向かう(片道1時間ドライブ)という。
大変だね〜、くたびれてそうだね、よしよし、と
ハグして背中ポンポンしてやったら・・・・

何やら熱い。

あれ?
ひょっとして、
熱、あるんじゃないの?

試しに測ってみたら37,2℃。

あら。立派に発熱ですがな。
でも練習は休めない、というので解熱剤入りの総合感冒薬を飲ませ、
まだだるいようならこれ追加しなさいとアセトアミノフェンも持たせて出した。

ハグしなかったら気がつかなかったわー。
私より背の高くなった高校2年生の息子でも、
まだ、ハグの効用ってあるのねえ。

ひどくならないといいけどな。

変わらんなあ

今日は木曜日。
明日はGood Fridayといい、ここからキリスト教のイースターホリデイが始まる。
来週の月曜日がEaster Monday.
ということで、明日からタロウは4日間学校がお休み。
夜は仲良しの男子達がまたうちのガレージに集まってWiiゴルフだのなんだの大会。

しかし、しばらくしたらうちに入ってきてタロウの部屋を見に行く、という。
なんじゃそらと思ったら
「ナルトのコスプレが見たいんだって。」
・・・あー、昔、タロウとナナが一緒にやったりした、あのコスプレ衣装?
面白いもん見たがるなと思っていたらカカシ先生のベストやら
あかつきのガウンやらを羽織って子供達が降りて来たので吹いた。
・・・君たち、そんなもんに興味あったんか!
ていうか、変わらんなあ!

それで思い出して、タロウが前に着たうちはサスケの衣装一揃いを出して来てやったら
「うわ、お母様、こんなのまだあったんだ!?
あれ、ある!?」
と、額当て(ハチマキ)を探すので当然あるから出してやったら感激したタロウ。
そーよねー、これ無いと、感じ出ないもんね。
衣装もまだ着られたし、サンダルもはけたのでなんかウケたらしい。
良かったねえ。

そうか、今年は、タロウとその友達で
ナルト合わせのコスプレチームでも作ってアニメウィークエンドに行こうかしら!?

ミュージカルの初練習

タロウは夕方6時からのミュージカルの初練習へ、
自分で片道1時間ドライブしてバーミンガムまで。
もう何度も運転して行っているので迷う心配はないが、
スピード違反とか事故には気をつけてねえ〜〜〜。

10時半ごろ、ようやく「練習終わってこれから帰ります」とテキストが。
そこから1時間かかるので、当然帰宅は深夜0時近くになってしまった。
こりゃ大変だ〜。
来週はこれを毎晩やって、金曜日から本番なわけだし。
疲れすぎないといいんだけど。

さて初顔合わせはどうでしたか、と聞くと
「もー・・・・ひどかったよ・・・!みんな、下手くそ!」
とブーブー文句しきり。
今回のバンドは18歳以下という縛りがあるので
ほとんどがタロウよりも年下だというのもあるが、
それにしてもうまくなかったらしい。
キーボード奏者は上手だったが、ドラマーは1年しかドラムスを習っておらず
「まあまあ、なんだけど・・・・ドラムキットが良くなくてさ〜、音が。ひどいの。
ドラムなんてもう、


ドア閉めてるみたいな音だし


シンバルは、


小銭落っことしたの!?って音


なんだよ〜!」


うわはははは、何その的確な表現。
目に浮かぶわ、っていうか、耳に浮かんだわ!
日本語でこれだけ表現出来るなんてすごいね、タロウくん。

「シンバルの音、ストンプ(Stomp)か!?って思っちゃったよ!」
とタロウ。
「あーあの、ゴミバケツの蓋とか叩くやつ?!」
と聞くと
「そうそう!ゴミバケツの方がいい音するんじゃないかなもう!」

ギターはタロウの他に2人いるのだが、そのうち1人はシニア(高校三年生)男子で、
やたらにドライブを聞かせてグワァァ〜〜ンと得意になって弾くタイプだそうで
「彼が何弾いてるんだか全然わかんないくらいなんだよ!ギャアァァァンってやってるだけ!」
と言う。
「そっかー、ほら、俺、上手だろ!聞いて聞いて!って感じなのかねえ」
と私が言うと
「・・・・アマチュア。」
とタロウ。
なるほど、プロフェッショナルな演奏ではないと。
まーそりゃ仕方ないけど、いつもプロな人たちと演奏してるタロウからするとうざいだろうなー。

帰ってきた時には疲れと空腹もあってプンプンに怒っていたタロウだが、
用意しておいたエビチリと青椒肉絲でふりかけご飯を2膳食べたら落ち着いたらしい。
「あ〜・・・美味しかった・・・、
今日の嫌な事が許せるぐらい美味しい。」
と言っていたので、ま、良かったかな。

「これ以上悪口言うと僕の方が態度悪くなっちゃいそうだから、もうやめる。」
と、まだまだ言いたい事はあったらしいが飲み込んで自室に上がって行った。
おおー、えらいね。大人だねー。

お金もらっての「お仕事」だから、簡単にやめるわけには行かないしね。
頑張ってください。

やっぱり、趣味でやる分にはいいけど、仕事となると音楽って大変ね〜。

ミュージカルの練習

先日タロウがギターで参加した(というか、お給料もらってお仕事した)
シンフォニーオーケストラのコンサートは、リハーサルは当日の3時間だけ、であった。
・・・それって、間に合うの〜〜!???
ほとんどぶっつけ本番じゃないの!!!!
と、私など内心悲鳴を上げそうだったのだが
思い返せばこちらの学生オーケストラ(吹奏楽バンド)や合唱って
大抵そういう感じなのだった。
各学校から選抜されたメンバーが会場に集まり、
1日かそこら一緒に練習して2日目の夜には本番のコンサート、ってやつ。
もちろん選抜メンバーだけあって皆がうまいから
そんな短時間のリハーサルでもきちんと音が合って、
合唱もバンドもかなりのレベルのコンサートに仕上がるのでいつも驚かされる。
ていうか・・・アメリカ人て、なんか本番に強いんだよね。
何年もこちらの学校で合唱の伴奏しててつくづく思う。
練習の時は「こんなんで、一体本番はどうなっちゃうの!??」と
内心青くなるような出来の時でも、なぜか本番になると皆ものすごく上手くなってて
練習の倍ぐらいのパフォーマンスが出来るのだ。
目立ちたがりが多いのか、褒められて伸びるタイプが多いのか??

それはともかく。
タロウは来週末から「School of Rock」というミュージカルに
ギタリストとして雇われて演奏する予定になっている。
先日のポップスコンサートもそうだが、こちらもお給料をいただく「お仕事」。
この人・・・・結構、ギターで小遣い稼ぎしてるのよね・・・。

オーディションは2ヶ月も前に行われ、すぐに合格となって
楽譜のフォルダーをもらって帰って来たのだが一向に練習する気配が無い。
大丈夫なの?と聞いても、まだ先だから、という。

そして今朝
「今日、帰って来たら、ミュージカルの練習、付き合ってもらってもいいですか」
と私に頼む。
タロウはギターはうまいが、楽譜を読んで弾くことは苦手なのだ。
デモ演奏を聞いて、耳で覚えて弾いてしまうかららしい。
しかしミュージカルとなるとやはり楽譜に忠実でないとね。
私は楽譜を小さい時からピアノの先生に叩き込まれたので、
弾ける弾けないはともかく読むのは得意。
なので、ピアノで弾いてやりながら楽譜にアルファベットで音符を書き込みながら
ギター練習に付き合うことに。

しかし、アルファベットで書き込むのも結構苦労するのよね・・・・。
頭の中では「ドレミ」で読んでるし、アルファベットとなると
最初に教わったドイツ語の音階が出て来てしまうし。
でもタロウには英語の音階で書かないとわからないわけで・・・・何重に翻訳してるんだっつの。
翻訳しないでいいはずの楽譜を。

ちなみに英語では「音楽」も「楽譜」も「music」と言うので、
タロウはかなり長い間楽譜のことを「音楽」と言っていた。
私達には通じるので特に直さずに来たのだが、この頃はどこかで学んだのか?
自分で「楽譜」と言うようになったので感心。

楽譜を見ながらタロウと練習したのだが・・・
・・・いや〜〜、思ったより疲れた〜〜!!!
リプライズもあるから全部が違う曲ではないものの、
アレンジを変えて30曲以上弾く予定だからだ。
・・・これ、結構大変だねえ。

しかも作曲はアンドリュー・ロイド・ウェーバー。
オペラ座の怪人とかジーザスクライスト・スーパースターですからねー。
難易度も高し。

明日から劇団の皆様と合わせてのリハーサルが始まるそうだが。
しかしそれに向けての準備が今日の付け焼き刃って。
私にはそんな度胸無いわ〜〜〜、なんか違うわ〜〜〜。


Spring Pop Concert



4月8日、タロウの18歳の誕生日。
・・・だが、プレゼントはもう渡してしまったし
今日は隣町のシンフォニーオーケストラのヘルプで
タロウは日中リハーサル、夜7時から本番のコンサートに出るため忙しい。
ということで特に本日のお祝いは無し。
アメリカ人と違って我が家は日本人家族だから、
そこまで誕生日に大騒ぎする習慣も元々無いし。
なんかアメリカ人って誕生日、好きよねー。
亡くなった有名人の記念日も、日本なら命日だろうけど
こちらだと誕生日のことが多い。
不思議。

さて、夜7時からのオーケストラのコンサートは、テーマが「ポップス」だった。
しかし中身はどちらかというとロックンロール寄りで、タロウはギター担当。
ソロもあってカッコ良かった。
我が子ながらほんとうまいのよねこの人・・・・。
このオーケストラは音楽の先生たちなどで構成されているのでさすがに上手。
中にアラバマ大学の音楽ディレクターの先生がいらして、タロウに
「もしも音楽の道に進みたいのであれば、連絡して」
とまで言ってくださったそうだ。
ありがたいような、親としてはちょっと複雑なような。

18歳の誕生日と、コンサートの成功おめでとう、タロウくん。



プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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