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オレオレ詐欺

先日、私のスマホにタロウのアカウントからのメッセンジャー(Facebookのアプリ)が入った。
いわく
「ちょっと経済的に厳しいので、ママ達に助けてもらえないかな?」
という英語のメッセージ。

大学生時代から、ちょこちょことこちらの送金以上にお金を使ってしまって
BJに無心してくる事が多かったタロウ。
こんなメッセンジャーが来たんだけど、と私が話した時点でBJは
「あいつは、何やってんだ!まったく、どういうことだ!」
とおかんむり。
お金出すスポンサーとしてはまっとうな反応である。

しかし、今現在のタロウはそれなりに仕事をしており、
私達に学生時代のように金の無心をしてくることは無かった。
何かあったのか、とちょっと心配になった私は一応
「どうかしたの?」
と、英語で返信。
しかしその後、返答はなかった。

返信した後半日ぐらいたって、何も返ってこないし
あらためてメッセージを見てみると
いつものタロウの文章や顔文字の使い方とは違うかも・・・
と思い始めた私。

というのも、「ママ達(あなた達)」という言葉を
「You guys」と書いてたから。
これは北部の言い方で、まあ、米国全般で一般的なのだけど
タロウは南部育ちで、「あなた達」という複数形には
「Y'all」を使うのが普通だからだ。

違和感を覚えたし、そういえばこの前タロウが
「Facebookのメッセンジャーをハックされて、
しばらくログイン出来なかった」
と言っていたなと思いだしたので
あのメッセージはそもそも詐欺だったのでは?と思った私。
BJにそう言うと
「ああ、それはあるかも・・・」

その後、別件で別の方法でタロウに連絡したが
お金の話は一切出なかったので、
あらためて確認はしていないが多分あっちは詐欺だったのだと思う。
オレオレ詐欺か~・・・そういうのが来る年齢になったわけね私達も。

四十九日

父の四十九日で、池上本門寺へ。
本堂でお経を上げていただき、その後納骨。
それからお食事を皆でいただいて終了。

お食事の間、父の思い出話でもと思って
それぞれが語り出すのだけど、
結局は
「・・・で、あの時はホント大変だったわよねえ〜!」
に、なってしまうのでもう皆で大笑い。
父のほのぼのエピソード、のはずが
父がいかにワガママで周りを振り回していて
私達がそれに対応せねばならず大変だったか、
という話に終始してしまったので。

そうか。
私だけじゃなかったのだな。
彼が生きている間は皆それぞれ遠慮して黙ってたけど、
ホントは皆迷惑してたんだ。

しまいには母が、父の戒名に「徳」の字が入ってることに

「・・・徳?
パパに、徳なんてあったかしらねえ・・?」

とまで言い出したので噴き出してしまった。
やだわ。
さすがの私ですら、それは言っちゃいかんだろうと思って黙ってたのにーー!

でもおかげで、湿っぽくならなかったのは良かったかな。

とりあえずこれで一段落。
次は新盆か。

葬儀ふたたび

京都旅行に行く前に、実は親族ぐらい親しく付き合ってきた
小母さんの死去があった。
血縁ではないのだが、もう本当に親戚ぐらいの付き合いで。
色々あったが最後は施設で、93歳で老衰で亡くなった。

最近は火葬場が混んでいるとかで、
死去から火葬まで時間があって
京都旅行後の平日に火葬と告別式となった。

彼女は沖縄出身なので、妹さんとその息子さんが沖縄からいらして
こちらの本土式ではなく沖縄方式の法要になるというので
お坊さんもお経もなく、とてもシンプル(私の感覚からすると、ですが)であった。

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祭壇は白いお花とピンクのカーネーションなどで飾られ、
女性らしくかわいらしくてとても良かったと思う。
お経や形式的なお焼香が無い分、
いらして下さった弔問客同士でゆっくりお話しする時間もあったし。
こういうのも親密で温かくて、良いかなと思った。

なんだか色々と節目な年な感じがする。
というかそういう年頃になってきたってことか。
そういえば父の葬儀の時に火葬場で従兄に
「うわー、桐ケ谷の斎場なんて、何十年ぶりに来たわ!」
と言ったら
「えー、そうなの!?俺なんて、年に三回ぐらい来てるよこのところ!」
と言ってたっけなあ。

まあ、そういうお年頃なわけですな。

自動車の名義変更

ナナは無事にアメリカへ帰国。
次は来年の年末年始ごろ、遊びに来たいと言っていた。
そうねー、和装でフォトウェディングもしたいそうだし、
ダンナさんと一緒にぜひいらっしゃいな。
彼の方は海外旅行自体初めてだから、
まずパスポートを取るところから、だそうだし。
日本に連れて来たら見せてあげたいところだらけだわね。

私は、葬儀もナナのことも一段落したので、
父が亡くなる直前に委任状や印鑑証明をもらっておいた
自動車名義変更を済ませるべくあちこちへ。
父の名義から私の名義に変えるのだが、
まずは私自身の実印を作るところから。
大昔、実家にいた頃に名前だけの実印は登録してあったが
今回苗字も変わってるし住所(都道府県)も変わったので
あらためて実印を作って登録。
役所などの手続きもずいぶん印鑑が必要なくなったと思ったが、
こういう時にはまだ実印が必要なのね。
ミスターミニットで実印をオーダーし、3日ほどで出来上がり。
それから市役所に行って印鑑登録。
印鑑証明もついでにもらい、次は警察へ。

車庫証明を出してもらうべく、ウェブサイトでPDFをDLして
プリントアウト、そこへ手書きで(タイプさせてくれぇ)必要事項を記入。
窓口で提出したら、必要事項の部分は問題ないのに
それ以外の周囲の但し書き部分がうまくプリントされてないと指摘され、
結局その場で新しく用紙をもらって書き写すことに。
・・・・ば、ばかなのか・・・・?
ともあれ、車庫証明の申請も終了。
その後4日ほどして証明書を受け取りに再度出向く。
問題なく受け取ってこれも終了。

ということで、陸運局へ提出する書類を書くべく
ウェブサイトでまた書類をプリントアウト。
しかし、記入見本がどこにも見当たらないし
何を書き込むべきなのかさっぱりわからない。
これはもう警察の車庫証明と一緒で、
現場で聞きながら記入したほうが早いだろうと
さっさとあきらめて現地に行くことにする。

管轄の陸運局へ向かい、名義変更の書類を見つけて
記入台に行くとやはり記入見本が。
これ、絶対わからんだろ・・・という記入のルールが山ほど。
まず、住所を「コード番号で記入せよ」というのが意味不明。
記入台にはそのコード番号表の冊子がくくりつけてあって、
あいうえお順で引けばわかるようになっているが、
ウェブサイトにはそんな説明なかったじゃないのー!
車台番号も、アルファベットのあとにハイフンがあって数字が並ぶのだが
「下7桁のみ記入のこと」とある。
しかし、数字は下6桁しかない。
どうせえっつーんじゃ、と思って良く見ると
「ハイフンから書き込む」ことで、下7桁になるのだ。
さらにわけわからんのが、注意書きに
「アルファベットを記入の場合は云々」とある。
見本を見ていなかったら、車台番号をアルファベットから全部記入しちゃうでしょうこれは!
いやーもう本当にわけがわからない。

なんとか記入見本を見て書き込み、
文句言われたら書き直せばいいやーと開き直って窓口へ。
幸い記入は間違いなく、窓口の係官も丁寧な対応で感じが良かった。
次は6番窓口へ、そこから隣のビルの8番へ、
戻って10番で収入印紙を買ってこちらの窓口で提出して・・・
と、あっちゃこっちゃに行かされ戻されだったがなんとか1日で全部終了。
ナンバープレートを付け替えて、封印してもらって終わりーーー!!
あー疲れたーーー!!!

でもさすが日本ね。
仕事が速い。
これが1日で終わるとは思ってなかった。
アメリカなら、「あとでナンバープレート郵送しますからねー」とか言われるんじゃないかな。
クルマ買った時だって、とりあえずの紙の仮ナンバーつけて、
プレートは後から来るんだもの。

無事に名義変更は終わり、次は任意保険!
なんだかんだとまだ終わらないのであった。

お風呂の温度

ここ数日、急に朝晩涼しくなってきた。
日中はまだ25度とかになってひなたは暑かったりするけど、
確実に季節は変わったのだなという感じ。

というわけで、久々にシャワーのみではなく
お風呂を沸かして入ってみた。
やっぱり日本の家はいいなー、深いお風呂に入れるの嬉しい。

それで思い出した。
日本に帰国して生活してみて意外だったことのひとつ。

BJと私は風呂の温度の好みが違う。

米国では(当たり前だけど)同じ風呂に家族が
次々入るという事がなかったので気が付かなかった。
BJが好みの温度まで追い炊きしたお風呂に私が入ると、熱すぎるのだ。
私の好みだとBJにはぬるすぎるらしいし。
意外な齟齬。

結局、風呂の温度設定(保温設定)は私寄りにしてもらい、
BJは都度追い炊きをして入ってもらう事で結着。
追い炊き機能がついてて良かった。

プロフィール

Mimi

Author:Mimi
1993年からアメリカ在住でしたが、
2021年8月、夫と2人で日本へ本帰国。
娘はカリフォルニアで社会人生活、息子はテネシー州ナッシュビルにいるらしい。

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