日帰り手術

膀胱憩室(Urethral diverticulum)の日帰り手術のため病院へ。
先日の婦人科検診で膣内にポッコリ飛び出た部分が見つかり、
痛くも痒くもなかったのだけど
泌尿器科で詳しく診てもらったところ膀胱の一部が飛び出しているとのこと。
経産婦に多いらしい。筋肉が弱くなったとこへ圧がかかって出て来ちゃうとかで。
まー要するに年取って来て衰えて来たってこっちゃ。

経過を見ているうちに炎症など起こしたら面倒だから、
手術で取っちゃいましょうという話に。
外科系の医者ってほんと、簡単に、「手術で取っちゃいましょう」って言うわよねー。
内科系と外科系って全く別の仕事だと思う。

そんなわけで数日前に手術の手続きや検査を済ませ、
今朝は4時起きでシャワーを浴び、水だけ飲んで5時半の受付へBJに送って行ってもらう。
どうしてこうアメリカってなんでも朝が早いんだー!
始発で来る、とかそう言うのが無いからだわねきっと。
東京の病院で朝5時半に来院してくださいって言われても電車動いてないから無理でしょ。

BJはタロウを起こしに一度家に戻ったり私の手荷物を受け取りに来たり走り回ってくれて、
それから自分自身も手術する予定があるので仕事場へ。
同じ総合病院なのでナース達も麻酔科医も私の執刀医も皆BJを良く知っているから安心だった。

そういえば前の晩、一緒にテレビ見て夜更かししていたので私がBJに
「明日、手術入ってるんでしょ。私を送って行くからいつもより早く起きなきゃいけないし、もう寝たら?」
と言ったら
「Mimiちゃんだって、朝早いの同じじゃない。」
と言う。
「いや、私は手術の間に寝てればいいからさ。」
と言ったらウケてしまった。
する側とされる側の会話。

点滴繋がれたり麻酔科医から麻酔の説明を受けたりしているうちに7時半、手術室へ。
マスクをつけられて「5回、大きく息を吸い込んでください」と言われ
3まで数えたところで完全に眠り、次に目を覚ましたらもう術後の回復室だった。
ひゃー、全身麻酔ってすごい。

ある程度麻酔が覚めるまでナースがつきっきりで見ていてくれて、
バイタルチェックされたり血栓防止に膝下に巻かれていた電動マットを外してもらったりして
10時半頃には退院を待つ部屋へ移動。
5時半のチェックインからここまで、私はずっとベッドの上で一歩も歩いていない。

下腹部に鈍い痛みはあるものの、生理痛ぐらいの感じでそう辛くも無いが
ここはアメリカ、痛みを我慢する必要は無いのでとっととモルヒネを点滴してもらう。
て言うか向こうが納得しない感じだったのよね。いりません、って言ったりしたら。
私の隣のベッドにいたおばあさん(姿は見えないが喋り方が結構年配ぽかった)なんて
「ああもう!私は大変な痛みの中にいるのよ!なんとかして!」
とか大騒ぎしてたしねー。
ナースは冷静に
「はい、大丈夫ですよ、すぐ痛み止めが効いて来ますからね」
とかなだめてたけど。
私なんて多分、大人しくて要求の少ない手のかからない患者なんじゃ無いだろうか。

BJは朝一つ手術が入っているがすぐ終わるよ、終わったら迎えに来るよと言っていたのだが
11時頃オペ着のまませかせかとやって来て
「ごめん、まだかかりそうだ。これ持って来たから、大丈夫でしょ?待っててね。」
と、私の手荷物だけ置いてまたすぐオペ室に戻って行った。
手荷物の中はiPhoneとiPad、化粧品ポーチ。
はい、これだけあればいくらでも時間つぶせますわ。
手術を受ける患者は、トラブルを避けるためだろう、着ていた服以外
ナースステーションに預けることが出来ないので
何もかも付き添い人に渡さないといけない。
だから私の手元には腕時計すらなくて、困ったなあ、暇だなーと思っていたから良かった。

結局そこから2時間半ぐらい待たされ、ようやくBJも一段落して
一度家まで送ってもらえることになった。

病院の玄関までは車椅子に乗って、ナースが押して連れて行ってくれる。
ベッドにいる時はなんとも思わなかったが、やはり立ち上がるとフラフラする。
麻酔がきれてないと言うより、麻薬系の痛み止めのせいかな。

BJの車で無事帰宅。
今日は家事など一切しないでテレビのリモコンクリックするだけでいなさい、
とナースに言われたので堂々と夕飯作りもサボって日本のテレビなど見てだらだら。
日本なら一泊入院ぐらいするのかなー。

日本にいる妹達とLINEで経過報告したら、痛くないかと心配された。
「会陰切開するわけじゃなくて、傷口はもっと中の方だから
おトイレするのにも支障ないし、全然平気。産後の方が痛かった。
今回は普通に座れるし、大丈夫。」
と返したら、傷口の痛みはないのかと聞いてくれる。
「お腹切ったわけじゃないし。
帝王切開後に比べたら全然平気。」
私はナナを帝王切開で、タロウを無痛分娩で産んでるので両方経験してるのよね。
すると妹が
「色々経験するのも役に立つのねえ」
・・ええまあ。
確実に、痛みには強くなるわね。

まだ出血はあるが、ほんの少し。
そのうち止まるまで放っておいていいらしい。

フォローアップの検診は3週間後。

ところで今回病院のベッドが進化していて驚いた!
以前も背もたれは電動で起き上がったけど腰から下は平面だったので、
背もたれを起こすとだんだん下へずり下がって行ったものだけど
今のベッドは背もたれを起こすと同時にお尻の部分が窪み、
膝のあたりが持ち上がってリクライニングチェアに座ったような姿勢になるのだ。
これが楽で、2時間半ベッドにいても疲れなくて良かった。
更に、横になっている時しばらく動かないでいると
ベッドマットレスが自動で膨らんだりしぼんだりする。
床ずれ防止?
すごいなー、前と違うなと感心したが、良く考えたら前回って
タロウを産んだ時だからもう18年前!
そりゃーベッドの一つや二つ、進化もするわー。

夕飯はBJに焼いてもらった冷凍餃子と、きゅうり、ねぎ、ピータンを刻んで乗せた冷奴。
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無事に終わって何より

いきなり手術の話をするもんですからびっくりしましたわー。
お疲れ様でした。スムーズに事が運んだようでよかったです。

なんか全身麻酔と麻薬系痛み止めのことを聞くと、親知らずを抜いてもらった時のことを思い出します(苦笑)。
あれホント気分悪くなるんですよね。
ともかく養生してくださいましな。

お大事に。

がっつり手術ではないですか!でも、日帰りってところに納得します。日本は例えば産後や膝の手術など、病院にいすぎでは?っておもいますが、Mimiさんのような手術でも日帰りになるんですね。アメリカでの病院でのお泊りの基準て、出血、脱水症状、脈の異常など、ほんとLife Threatening って目に見える症状がないとかまってくれないのか?って思いました。患者も目いっぱいいるし、忙しそうだなぁ・・・ってERに何度か訪問して思いました。

友達の家も旦那さんが外科医なんですが、昔、彼の子供が熱出したりお腹が痛いとかいうと、フツーに小児科を訪問していて、あぁ、外科と内科はやっぱり違うんだなって知りました。薬も医者は処方するだけ、成分に詳しいのはBiologistやPharmacistなんだなぁって知りました。ってことで、日本の開業医や歯医者ってなんでもするオールラウンダーが多くて、あれはあれで心配でもあります。話が飛躍してしまいました。。。

年取るといろんなとこがガタきますわ。私も同じです。どうぞお大事に。

Re: 無事に終わって何より

> ナナさん

事前に話して心配かけてもなあ、と思ったので
黙っててごめんねー。
無事に終わりましたので、もう大丈夫です。
痛みも少ないので、麻薬系の痛みどめはすぐやめました。
親知らずの手術後よりも楽なんじゃないかな?

Re: お大事に。

>Schatziさん

> がっつり手術ではないですか!でも、日帰りってところに納得します。日本は例えば産後や膝の手術など、病院にいすぎでは?っておもいますが

わかります、日本は入院長いですよね。
私は2人目の産後2泊入院しましたが、早く帰りたかったです。

> 友達の家も旦那さんが外科医なんですが、昔、彼の子供が熱出したりお腹が痛いとかいうと、フツーに小児科を訪問していて、あぁ、外科と内科はやっぱり違うんだなって知りました。

そうですね、専門外の話は素人と同じようなものみたいです。
小児科の話だったら、普通のお母さん達の方が
新しい情報良くご存知だったりして。

>
> 年取るといろんなとこがガタきますわ。私も同じです。どうぞお大事に。

どうもありがとうございます。
お互いぼちぼち頑張りましょう〜

お大事に

手術、大変でしたね。
どうぞ、無理せずお大事になさって下さいね。

私も膀胱がおかしくなりつつあります。。
って言うか、おしっこが出なくなり、袋をぶら下げてた時期があります。。
(膀胱が異常に大きくなり、1。5リットルもたまってた!!腎臓まで痛かった!!)
なんだか、この歳になると色々ありますね。
でも、とってしまって治るものならそれが一番ですね!!

ほんと、アメリカの病院は朝が早いですよね〜。
手術が日中になると、食べてしまう患者さんが多いらしく
寝起きが一番なんだそうです。胃の中空っぽなので。
やっぱり食欲我慢できないアメリカンが多いってことですね!

どうぞお大事に!!

No title

Mimiさん、こんにちは!
手術されたのですねー!その後いかがでしょうか。
いろんな面からのお話、興味深く拝読しました。
その日のうちに帰宅とは、本当に日本のイメージと違うものです。
ベッドが床ずれ防止までやっているとは!感動しますね^^もうちょっと長い付き合いだったら名前付けてしまいそうです(笑)

どうかいましばらくお身体をお休めになりおだいじにどうぞ。

Re: お大事に

> るいさん

私も、術後に聞いたのですが尿道がすごく狭くなっていたそうです。
思えば確かにおしっこが出にくかったり、
やけにトイレが近かったりと以前に比べて少々変なことがありました。
そちらが狭くなって圧が高くなって、膣側に飛び出したのかなーと思ったり。
ほんと、色々不調も出て来ますねえ。

なるほど、食事が我慢できないから朝イチで・・・!
なんか大変納得であります。

体調は良くなってきました。
ご心配ありがとうございました。

Re: No title

> 小夏さん

おかげさまで、術後2日ほどは少々痛みがありましたが
今はもう全く普通の感じです。
日帰りってとこが本当にアメリカですよね。
ベッドに名前(笑)
確かに親近感がわきそうです。

お気遣いどうもありがとうございます。
ぼちぼちのんびりやっております。
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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