ジャズバンド録音旅行 その1




タロウの学校のジャズバンドで、学校案内の宣伝ビデオなどに使うという名目で
初の「スタジオでのレコーディング」に行ってきました。

・・・いやあ~~~、面白かった~~~!!!

Mascle Shoals(マッスル・ショールズ)という、有名なレコーディングスタジオが
集まっている町まで学校から3時間ほどドライブして、
木曜日の夜にホテル宿泊、翌金曜日の午前10時から12時までスタジオで録音、という流れ。

木曜日の7時限目に集合してジャズバンドの最後の練習。
それから各自の荷物と楽器を私のミニバンに詰め込み(後ろが見えないほど)
先生は学校のバスを運転、子供達と譜面台はそちらへ。

3時間ほぼノンストップで走り、無事ホテルに到着。
今回の話をオーガナイズしてくださったC先生とも合流、
皆で夕ご飯を食べにC先生(このあたりの地元出身だそう)オススメのイタリアンレストランへ。
雰囲気はなかなか良いレストランだった・・・・・
・・・・が、まあ、そこはそれ、田舎アメリカ人の言う「美味しいイタリアン」ですからね・・・・
推して知るべし。

とりあえずご飯を食べて9時過ぎにホテルへ戻り、各部屋で就寝。
男子4人の部屋が2つ、バンドのS先生とお嬢様で1部屋、女子2名で1部屋、
私とタロウで1部屋、オーガナイズしてくださったC先生と奥様で1部屋の計6部屋。
これはどうやら学校からの補助もなく、S先生のポケットマネーで出してくださったらしい・・・
ので、私達バンドメンバーの親達で少し補助する事に。
いや、私はガソリン代も出して労働もしてますのでそこはまあ、その・・・、ねえ?

明けて金曜日、午前10時からのスタジオ予約のため9時15分にホテルを出発。
9時半ごろから楽器やスタンドの搬入。
グランドピアノがあるというので私は多分それを弾くのだろうなとは思っていたが、
これがなんと隔離された小部屋にある。

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皆がいるフロアは、ピアノを弾いていると背中側になるので全く見えず。
音はヘッドフォンで送ってもらえるから問題ないのだけど、
先生の出すキューが全然聞こえなくて参った!
通しでの録音は4回くらい演奏したのだけど、3回目ぐらいに
先生のキューがうまく聞こえず出だしをミスり、ひどい出来になってしまったし。
でもそこはスタジオ録音のありがたさ。
やり直し、録り直しが出来るのは良かった。

今回の曲ではサキソフォンのソロとピアノのソロが重要で、
ということは私がピアノソロ担当なので責任重大。
他にピアノを弾ける生徒はいるけどその子がピアノに回ると
今度はトロンボーンだのサックスだのの人数が足りなくなる。
というわけで私がやる事に。
ソロは目立つし、そこが決まらないと全体が台無しになる上、
ソロパートは楽譜に書いてない!
「アドリブで」なんて書いてあるけど無理だから必死でデモ演奏を聞き取り楽譜に起こし、
でも弾きにくいところもあったのでネットで他の演奏バージョンを探し、
そちらと混ぜてアレンジして私なりに練習して準備して行った。
結構大変だったのよお〜〜〜。

一方サックスソロは、3分ほどの曲の中で30秒ほどもある!
つまりそこがこの曲の聴かせどころ、なわけであるがこれがなかなかうまくいかない。
サックスの子も自分なりに努力してアレンジしたり練習してきたのだが、
先生の期待する仕上がりには届かず。
結局旅行の前日、突然先生がタロウに
「スタジオではサックスのソロも録音してみるけど、
うまくいかなかったらタロウのギターソロでカバーしてもらうから。」
とおっしゃった。
かわいそうなのはサックスの子で、彼に先生がそれを告げたのは本番中。
そしてサックスソロも吹いてみたものの却下され、
タロウのギターソロが採用された。
ショックだっただろうなあ・・・。

タロウはタロウで、あまりに突然頼まれたものだから練習する時間も取れず、
本当にぶっつけ本番の即興演奏をしたので
本人的には納得のいかない出来だったらしい。
充分上手かったけどねえ。
しかし、ジャズスタイルの即興演奏なんてどこで覚えたのかしら?
器用だなあ。我が子ながら感心してしまう。

ともあれ、録音は無事終了。
スタジオを引き上げ、とりあえずランチを食べに行く。

(続きます)
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No title

「おすすめのイタリアンレストラン」、悪い予感がしました。
アメリカの田舎に住んでいて、現地の方が「すごくおいしいイタリアンに行こう」「ピザが最高においしいお店がある」といわれると、どんなまずいものが待っているんだろうとゾッとします。絶対ハズレなくまずいんですよね。
それはさておき録音旅行、素晴らしいですね。先生のご熱心さには敬服です。長旅で大変だったでしょうが皆さんいい思い出になったでしょうね。

Re: No title

> hamoさん

良くご存知ですね!
そうなんですよ〜〜、田舎アメリカ人の言う「すごく美味しいイタリアン」ほど
警戒しないといけない食事はありませんね。
つい、東京で食べるようなピザとかちゃんとしたイタリアンを想像してしまうので・・・。
これが「いい日本食レストラン」とか言われれば、もう期待しないからいいんですが。
むしろ「オススメのステーキハウス」に連れてってくれた方が
ありがたいんだけどな〜・・・なんて思ったりして。
ハンバーガーならまずハズレが少ないですから。
あ、でも「焼きすぎのステーキ」には要注意、かも?

今回、学校としても初めてスタジオ録音に行ったわけですが、
とても良い出来に仕上がって皆良い経験になりました。
本当に、バンドの先生も合唱の先生もすごく熱心で
度々ご自身の休日も返上して生徒の指導をされているので感謝感激です。
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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