美術館

BJが当直でない週末だし、タロウはユースオーケストラで忙しいし勝手に運転していくので
今日はBJと私の2人でアトランタまでおデートに♪

High museumの特別展「バスキア」を見にいく事にした。
バスキアって、名前しか知らなくて今回どういう作家なのかとちょっとググってみたのだけど
あれなのね、キース・ヘリングとかが売れた、80年代の「落書きアート」の人なのね。
そしてたまたまアンディ・ウォーホルにかわいがられたとかで。
なるほど、そういうアーティストかー。
でもまあ、実際の作品を見てみたら印象も違うのかも知れないし・・・とBJを誘ったら
「へえ、見てみたい。でもきっと、好きじゃないと思うけど。」
と言うので笑った。
私がまさに
「見てみたい、でも多分、好きじゃないだろう」
と思ってたので。
どこまで一緒なんだ。考えが。

だけど、前にも「見てみたい、でも多分好きじゃないだろう」と思った
フリーダ・カーロ(メキシコの女流画家)なんかも、
実際に作品を解説つきで見てみたら印象が変わって好きになったので
そういう事もあるかなあ、と思ったりして。

まずはミュージアムでお目当てのバスキア展へ。
この展示は、絵がメインではなく、バスキアがずっと書き続けていたノートをメインにしていた。
アイディアだったり、絵だったり、バスキアの心象風景だったりする
下書きのようなノートを年代順に展示して解説しているのだった。

それをずっと見ていたら、
「そうか、バスキアって、落書き画家じゃなくてむしろ詩人なんだ」
と思った。
例えばこの下の、ノートの1ページ。





普通の、何の変哲もない大学ノートの1ページに


靴修理の、ネオン。


          宝くじ
          キャンディ
          雑誌
          たばこ





  ”アラブ人の歌声”」



どう、これ。
夜の、ニューヨークの、雑踏と喧騒、デリのネオン、
アラブ人の音楽、うわっと聞こえてきませんか?

私は情景が目の前に浮かんで、ちょっと圧倒されて立ちすくんでしまった。

彼の選んで書いた言葉、
そしてその言葉をちりばめる空白とのバランス。
すごい、と、思った。
これは、アートだ。
絵ではないし、詩でもないと思うけど、でも、作品だ、と。

バスキアのペインティングはやっぱり好きになれなかったし、
27歳でドラッグのオーバードースで死んでしまったのも
まあそんなもんかなーぐらいの感想だけど、
でもこのノートを年代順に見られたのは興味深かった。

ついでに他に開催されていた展覧会も見てきてそれも面白かったのだけど、
それらについてはまた次回。
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映画になりましたよね

バスキアって映画になりましたよね。先日亡くなったデヴィッド・ボウイが編んでぃ・ウォーホル役で出演していたりして。
展覧会っていいですよね。LAは、映画以外のアートに関しては後進国なので、ニューヨークとかロンドン、パリに住んでいる人たちが羨ましいです。

あらら

度々すみません。自分の書いたコメントを読み返してみたら、「アンディ・ウォーホル」と書いたつもりが「編んでぃ・ウォーホル」だって。編み物アーティストですかい。(笑)

Re: 映画になりましたよね

> culvergirlさん

そうですそうです、映画になったあのアーティストです。
って、映画は見てないんですけどね(^^;;
編んでぃ・ウォーホル(笑)編み物アーティスト!
なんかそういう人がNHKの編み物番組に出てたような・・・

LAではあまり展覧会って無いんですか?意外だわ〜!
都会だから、何でもあるかと思ってました。
その点、東京ってやっぱりすごいと思います。
映画も美術展も、本当に色んなのがいつもどこかで見られるっていうのが。
でも難点は、混んでること・・・・(^^;;
なんで東京でやる展覧会ってああ混んでるんでしょう・・・・??
今回バスキア展に行ったアトランタのハイ・ミュージアムは小さいところなので
空いてるのも良い点です。
そして、展覧会のテーマの絞り方、見せ方が面白いんですよ〜。
目下お気に入りでございます。

展覧会 in LA

LAでも展覧会はあることはあるんですけどね。郡立美術館とかポール・ゲッティといった大型美術館もしょっちゅう特別展を催してはいて、興味があるものだとなるべく行くようにはしているのですが(例えば数年前の郡立美術館のティム・バートン展は面白かったです!)、なんというか、パリとかNYのようにアートが街に馴染んでいない感じ?なんですよね。LAでも、アートっぽい地区というのはあるのですが、何せ街のサイズがだだっ広いので、そういう雰囲気が希釈されちゃってるというか。うまく言えないんですけど。^^;
あと、permanent collenctionに関して言えば、アメリカの美術館はヨーロッパの美術館にはかないませんね。蓄積の歴史が違いますから仕方ないのですが。

Re: 展覧会 in LA

> culvirgirlさん

あ、なるほど〜。
なんとなくわかります。
パリもNYも、まさに「アートが街に馴染んで」いますもんね。
そういう点では、東京なんかは「野暮」かな〜。
コレクションの膨大さは、もうヨーロッパにはかないませんよね!
なんたって泥棒の歴史が違う!(笑)
この頃、ギリシャとかから「返せ」って言われてるようですがさもありなん(笑)
でも下手なミュージアムに返却しちゃったら、うまく保存出来なくて
せっかくの歴史的コレクションが傷んでしまったり・・・・
なんてこともありそうですよね。
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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