あの花

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という
長いタイトルの実写2時間ドラマを、私は3回目くらいだったが
見た事が無かったBJに無理くり見せてみた。

原作のラノベのタイトルは「超平和バスターズ」。
アニメ化とドラマ化でのタイトルが「あの日見た・・・」らしいが
これは結構秀逸なタイトルだなと思った。
「なんだろこれ、わけわかんない」と思わせて興味をひくのがひとつ。
「あの日見た花の」というあたりですでに「過去の物語なのだな」とわからせるのがひとつ。
「まだ知らない」というところで、現在に至ってもまだ解決してないのだ、とわからせるところもうまい。

私が勧めるので見始めたBJは開始後すぐに
「で、これ、Mimiちゃんは見たの?知ってるの?」
ええ。知ってますとも。つーか、もう、見た。2回は。
「なんだ、見たんだ。じゃあ見なくてもいいじゃない。」
いや、面白いもんは見ますわよ!何回でも!!
私がスター・ウォーズ何回見たと思ってんですかあなたは。
「へえ〜、そういうもんなんだ。」
ええ、そういうもんですわ、オタクっつーのはね。
アニメも何回でも見ますし(ていうか昔はそうしたかったけどビデオとか
ご家庭になかったので出来なかっただけ!)
マンガにいたっては暗記して脳内再生出来るまで読み込みますよ!!

そういえばBJは
「マンガは、すぐ読み終わっちゃうからコストパフォーマンスが悪い。」
と言い切った非オタクなのだった。
私にとってのマンガは
「何度でも読み返して、細かい表現まで味わいつくして
最後は脳内再生出来るまで暗記するほど読むから
むしろ一回しか読まない小説本よりもコストパフォーマンスが良い」
のですわ。
よくこんなんで20年以上も夫婦やってるな。
むしろその辺の違いがケンカしない秘訣なのか?

それはともかく。

案の定、「あの花」の実写ドラマを見始めたら
私は完全に「入り込んで」しまったのだけど
BJは途中で飽きてしまったらしくソファで高いびき。
起こしてももうしょーがないので放置。

私は私で、3度目の今日、また新たな発見があった。

小学生の時の仲良しグループで、
「じんたんは、めんまが、好きなんでしょ?」
と、いうあの場面。
あそこで、ふと、小学生当時の生徒達のヒエラルキーに思い至ってしまったのだ。

ああ、こりゃー・・・
言っても、しょーがないよなあ・・。
だって、この年頃の子達だったら
クラスの女の子の80%はじんたんが好きだよ。
そして、クラスの男子達の80%はめんまが好き。
他のチョイスはほとんどゼロに等しいんだもん。
嫉妬しても、どうしようもない話なんだって。

もっと大きくなれば、それぞれの良さとか個性とか、
話してて面白いとかそういう色んな違う価値観も出てくるだろうけど
この話の冒頭のように、小学校低学年の男女の仲良しさん達だったらさあ・・・
そりゃもう、「男の子に圧倒的に人気のある女子」がいて、
反対側では「女子から憧れられてる頼もしくて正義感のある男の子」がいるもんだよ。
その子達がクラスのヒエラルキーの頂点にいて、あとは雑魚。

だから、めんまを好きな男の子達がいて、
じんたんに憧れる女の子達がいる
この「あの花」のグループはすごくリアリティがある。
でもしょうがないんだよ。
誰でもめんまを好きになるの。
あの年齢なら。
そして、めんまはそれを自覚してないの。
しょうがないの。
あの年齢だから。

でも、彼女が「もっと年齢を重ねた仲間達の中へ」帰ってきた時に、
今までふたをしていた問題が一気に露呈するのだ。

よく出来てるなあ、と、思った。

もしも「生きている、現在女子高生になっているめんま」だったら
そりゃもー鼻持ちならないし、ふざけんなよ、って事態だけど
死んじゃってるんだもの。
でも「死んじゃってるのに、じんたんやゆきあつや、皆の心を捕らえて離さない」のが彼女。
さてそこはどうしよう。

嫌味なく、最後はもう本当にめんまのためにボロボロ泣けるような
シチュエーションにもっていった脚本がうまいなあ、と、思う。
アニメも、実写ドラマ見た後で見てみたけどすごく良かったし、
原作は知らないけどこれはとても納得のいく展開だった。

・・・しかし、
この実写ドラマのじんたん・・・
後ろ姿とか横顔とか髪の毛が多くてボサボサしてるとことか、
すっげータロウに似てる・・・!!
「地底人」のシャツ私が作ってあげるからさ〜〜、
じんたんの前髪チョンチョリンのコスプレしないかなあ?タロウくん!??





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実は

私もドラマ3回見てる。見るたびに涙だだ漏れてる^^;;

今回のヒエラルキーの話で一つ思い出したんだけど
ドリューバリモアの出てたコメディで
邦題「25年目のキス」だったかな、陰気な高校時代を過ごしたドリューが会社からの潜入取材で今のハイスクールに入って色々取材する傍ら、
優しい友達やおしゃれグループとの攻防や
素敵な教師との恋に落ちる話。

その中でまあ、ラスト近く、彼女が書いた記事が出てくるんだけど
いつの時代のハイスクールにでも、おしゃれカリスマの女子グループがいて
真面目なオタクグループもいて
そして絶対的なヒーローがいるってね。
彼がいるから学校は楽しいし、彼を見るだけでその日はとてもラッキーになるみたいな。

このセリフ、聞いたときに多かれ少なかれそういうのってあるなって思いましたね。
20世紀少年の話も主人公のケンヂはきっとじんたんと同じ存在。
いるんだよね。誰もが好きになる男の子や女の子。

しかし確かにめんまは死んじゃってるからこそ今だに彼らは引きずっちゃって、あなるたちから見ればまだそんなこと言ってんの、うざい!って存在だよなーと笑ってしまった。
また見たくなっちゃったなあ^^;;
今度アニメもういっかい見直してみたいな。

Re: 実は

> JORIさん

あ、やっぱり?
見ますよね〜、で、泣きますよね何度でも(^^;;

ドリュー・バリモアのその映画は見てませんが、確かにうなずけるセリフかも。
いつの時代にもそういうアイドル的な子っているんですよねー。

アニメもこちらのcrunchyrollというサイトに全話入ってるので、
見返したりしてますよ私。
また、風景がきれいなんですよね。作画がすごい。
今度帰国した時には、秩父に聖地巡礼に行こうかしら!?
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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