お叱りのEメール

朝、メールボックスをチェックしていたらタロウのスペイン語の先生からEメールが。
なんかやな予感、と思ったら案の定お叱りのメールであった。
「タロウの授業態度が悪く、他の人に話しかけたりジェスチャーをしたりで
他の子達の迷惑になっています」
とな。
あーこれか。
前にタロウが、
「皆喋ったりしてるのに、僕だけ先生に注意されるんだよ」
と言ってたやつは。
まあ、我が子の言う事は話半分に聞くとしても、
結局のところタロウがこの先生を好きじゃなくて尊敬してないのが
あちらにも通じちゃってるから嫌われてるんだろうなー。

このスペイン語の先生、3年くらいここの学校にいるのだが
メキシコ人女性で、英語が(子供達の言うところによると)下手で
何を言ってるのかわからない事が多いのだそうだ。
そうなると中高生男子達のこと、先生をバカにして
「あの先生ダメなんだよなー」
とか言ってるもんで多分態度にも出てるんだろう。

でもまあ話はしておかないといけないので、帰宅したタロウをつかまえて
私とBJと3人で話し合い。

「だから、何が問題だと思う?これからどうしたらいいと思う?」
とBJが聞くとタロウは
「んー・・・まあ、もう、席替えしたし、これからは誰かと喋ったり出来なくなるから大丈夫。」
しょうがないので私も
「とりあえず、その先生のクラスではおとなしくしときなさいよ。」

「まあな〜・・・いったん嫌われちゃうと、もう何やっても目につくから怒られるしなあ。」
と、BJが言い出したこの辺で流れが変わる。
「そうなのよねえ。でも、社会に出たらそれこそ嫌いな相手でもなんでも
一緒に仕事しなきゃならなかったり付き合わなきゃいけないんだから、
こんな上司に頭下げるのやだなって思ったってそうしなきゃならないんだし、
先生相手だって同じ事よ。」
と私が言うとBJも
「ほんとそうだよ、好きなやつとなんか一緒に仕事出来る事の方が少ない。」
と言う。
「そうそう、だからね、もう、これはソーシャルスキルの訓練だと思って、
先生相手にもあなたの方が大人になって、良い態度を取ってお付き合いするようにしなさい。」
・・・ってあれ?こんなお説教でいいのかしら?

するとタロウが
「お父様も、嫌な人とかとお仕事してる?」
と聞く。
BJが
「そんなのばっかりだよ」
と答えたので私はつい今までの彼の職場体験を色々思い出してしまい、
「そうよ〜!パパなんてね、すっごい上手なんだから!
上の人にすごくかわいがってもらえて、もうそれだけで世の中渡ってきたみたいなもんよ!」
と言ってしまったらBJ
「そ、それだけ!それだけで、ってか!?」
と驚いてたけど、いやまあそれはさすがに言い過ぎですが。
でもやっぱり色んなとこでそういう上の人に贔屓されて得した事あったじゃない。
職場の人にかわいがられるってのは必要な事だし重要なスキルですわよ。

「だってもう、あの先生のジョークとか、笑えないんだよ〜。」
とタロウ。
「そういうのを笑ってあげて付き合ってあげるのよ!
うまく立ち回らなきゃ。」

・・・・と、そんな結論に達してしまったのだがあれで良かったのかしら。
でもまあ、もう高校生だしなー。
これが小学生相手なら「先生のいう事聞きなさい!」でいいけど、
もうそういう年齢じゃないしね。
教師だってただの人間で、気分だの機嫌だの好き嫌いもあるんだって
知っておいたってよかろう。
そしてそういう相手に対する対処の仕方も、そろそろ身につけた方がいいだろうし。

あーだけど、私も身に覚えがあるのよねえ・・・。
中高生の頃、教師の言う寒いジョークが大っ嫌いで、絶対に笑わなかった。
多分その態度がカンに触ったと思われる教師からの評価はいつも
「授業態度に積極性が見られない」

・・・・タロウの今回の件で思い出してしまったわー。
親に似たか。
しょーがないか。





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回鍋肉、キムチ豆腐チゲ
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これはもうしょーがないよねえ……

子供が大きくなるにつれ、教育は変わっていくよなーと思う代表例ですよね。
すっごくくだらないけど車で先日息子と話してて
横断歩道じゃないところで
幼稚園くらいの子供を連れて道路を横断するお母さんを見て
危ないなあ横断歩道で渡んなさいよ!、と私が怒ると
危険だからねーっていう息子に
横断歩道じゃないところを渡ってもいいんだって「親が」やって見せるのは
子供が中学になるまでダメだよというと
はあ??と驚いてましたけど、そういうことですよね。

小さい頃は世の中正しいこと、規律を守ること、正直で素直にいること
先生には従い逆らわないこと…と教えてきてても
ある一定の歳になると理不尽さがわかってくるようになる。
そこからちゃんとうまく世の中を渡って行く術を身につけなきゃいけないんだと思います。
世の中、好かれてなんぼのところもあるので多少顔色読むくらいはやらなきゃね。
私の方も先日息子の担任の先生に個人懇談の時にいくつか注意されまして
帰宅して息子とじっくり話したら
息子は状況を読んでいろいろ遠慮したのとめんどくさいんで後回しにしたことが、ちょっと失敗につながったので、先生たちがコミュニケーションをもっととるようにと苦言を呈したらしい。
私もいろいろアドバイスはしましたよー
なんだかんだ言っても彼の場合は嫌われてるというよりは先生になつく、ということがないので(尊敬はしてるらしいのに)
「先生だって頼って欲しいし、甘えて欲しいってのもあるでしょう。そりゃあんた、可愛がられる努力もいるわよー」ってオチで締めましたもん。
可愛げがなく映るんだろうなーって思ったし、それは損にしかなりませんもんね。
大人になるための人間教育ですかね。世渡り術。

タロウくんもそんな歳になったんですねえ。
彼は人気者みたいだし、そんな先生は少ないでしょうから
そこだけうまく立ち回るっていうのはいい教えだと思います。
世渡りは愛嬌ですよね。BJさん。

Re: これはもうしょーがないよねえ……

> JORIさん

ほんとその通り。
わかっていただけて嬉しいです。

横断歩道の話、わかりますわ〜。
私も、子供が小さいうちは「ルールを守る」見本として、
歩行者信号が赤なら車が全然来てない道でも渡らないようにしてました。
子供は見てますしね。真似するし。

息子さんの件も、タロウとは違うけどまあやっぱり「世渡り」のひとつでしょうね。
そうそう、「可愛がられる」ってすごく重要なスキルですよ。
ずる賢いのではなく、人間関係を円滑に出来るというのは頭がいい証拠だと思いますし。
そうですよね、先生にしたって、頼って甘えてくる生徒は可愛いし
なんとかしてやろうって気にもなるでしょう。
先生だって人間ですからね。

タロウももう16歳ですよ〜。
ほんと、ブログでそれこそ赤ん坊の頃からお付き合いいただいてるJORIさんですから
ぴんと来ないかもしれませんけど(笑)
もう私より背も大きいし、運転して歩いてるし生意気ですよ(^^;;

幼稚園や小学生の子供相手に諭す方法ではもう通じませんね。
自分自身の高校生時代を振り返っても、大人の論理ややり方には反発してたから
そう素直にいう事聞くとも思いませんが、一応「大人の考え方」を示すのも
親の仕事かなーとか思ったりして。

今回の話にしても、成績がすごく落ちたとか試験が壊滅的だったとかいうなら
また別のアプローチをしたと思うのですが、何しろ「態度が悪い」というお叱りだったので・・・。
そんなもん、相性のいい悪いもあるしなあ、しょーがねえよなあ、と
思ってしまったというのが実のところであります(^^;;
世渡りは愛嬌。
それ、いいですね。
覚えておきます(^^)

先生

下の小学6年の担任も、下とウマが合わないので大変困っています。
でも、結局先生様にクレームなんていえないので。同じ事言いましたね。
嫌な人でも付き合わないと、それは何処でもいっしょだからと。


人種違えど、人間って変わらないのね…

Re: 先生

> ちいさん

そう、ほんと、人種や国が違っても人間おんなじですわよ〜。
先生との相性は・・・・運ですわねもう。
でも6年生もあと少しよね?
もうひといきだ、がんばって、と伝えてくださいませ。
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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