泉鏡花の「日本橋」

実に30年ぶりくらいに、泉鏡花の「日本橋」を
新派の舞台で坂東玉三郎と片岡孝夫が80年代に演じた舞台をDVDで観た。

・・・うおおおおお
懐かしいーーーー!!!!

この演目は亡き祖母が好きだったので、一緒に見に行ったり
友達を連れて見に行ったりして多分この面子で私は3回は実際に見ているのだ。
それも、祖母の顔のおかげで前から7列目までの、真ん中で。

もうねえ・・・・・
夢のようでしたよ。
ほんとに。
玉三郎演じる稲葉屋のお孝さんは粋でかわいいし、
孝夫演じる医者の葛木センセは朴訥で真面目でかわいいし。

「春で、朧で、ご縁日。」とか
「一石橋からー、桃が流れるざんぶりこ、
河童や!おいたを、おしでないよ〜!」とか、
「同じく、妻だわ〜。」とかもう、名台詞が目白押し。

見ていてつい一緒にセリフが口をついて出るほど。
すごいね。
10代に見て感激した物って、ここまで覚えてるもんなんだ。

そして面白いなと思ったのが、印象が強かった場面は
実際よりもずっと「長く、大げさに」記憶してるもんなのね。
玉三郎が情夫の「クマ」を、殺しに行く場面は
もっと長くておどろおどろしかったような覚えがあったのだが
今見てみたらあっさりと短くてびっくり。
そうかー、こんなもんだったけかー。

私が「懐かしいなあ〜、玉三郎やっぱりきれいよねえ〜、かわいいなあ〜〜」と
感激しながら見ていたらBJが何度も
「声が・・・、志村けんみたいだ・・・・、
バカ殿の裏声みたいじゃない?」
と、言う。
1回2回は私も
「ああ、言われてみればそうかもねえ」
と同意したけど、3回4回になってきたらさすがに
「もう1回言ったら怒るよ。いい加減にして。見たくなかったらあっち行って。」
と、言ってしまった。
つきあっていただかなくて結構です。

うーん。
こういうのはやっぱり、DVDとかTV放映じゃなくて
生の舞台で見ないとすごさがわかんないかなあ〜。




☆     ☆     ☆

キムチ鍋(豚肉薄切り、白菜、ほうれん草、キムチ、もやし、うどん)
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眠狂四郎

歌舞伎ネタから脱線してすみませんが、私は片岡孝夫と言えば眠狂四郎かと。小学校時代にテレビで見て以来、この格好良さは鉄板だと思っていました。それから30数年の時を経て、BSで市川雷蔵の眠狂四郎を見た時、しびれて感電死しそうになりました。何なんだこの異様な格好良さはと。「Heat」でロバート・デニーロが演じたニール・マッコーリーを見た時と同じ衝撃でした。

Re: 眠狂四郎

> A.Mさん

眠狂四郎とはこれまた渋いですね(笑)
片岡孝夫のも市川雷蔵のも残念ながら見た事がありませんが、聞くからに格好良さそう!
「HEAT」はアル・パチーノとデ・ニーロの共演で話題になった映画でしたっけ。
見ましたが、肝心の2人が一緒に出るシーンがほとんど無くて拍子抜け、だったような。
もちろんそれぞれかっこよかったですけど。
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Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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