毎日新聞出版の本

無痛分娩のすすめ

毎日新聞から出版された無痛分娩のすすめという本に、私のコメントが採用された。
もともと毎日新聞のウェブサイトに連載されていた「勝間和代のクロストーク」なるページで
ちょっと関心のあったテーマだったのでコメントを残しただけだったが
出版にあたって新聞社から掲載許可を求めるメールが届いて驚いた。
特に差し障りのある事も書いてないし、と許諾したら出版後に本を送付してくれるという。
それが先日届いた。

今時の本だなー!という、薄っぺらくて全ページ二色刷りでエッセイマンガもどきのイラスト入りで900円。
体裁はサブカル本と変わりないが、中身は結構真面目。
勝間和代氏の意見の骨子は
「無痛分娩を日本でも分娩の主流にし、産婦の精神的な負担を軽くし、結果的に少子化の歯止めに貢献することを提案します。そのために必要な麻酔医の育成、産科医、麻酔医らのチームの充実、費用の拡充を政府に提案します。(本文36・37頁より抜粋)」
である。

これ、私もそう思ってたのでコメントしたのよね。
というのも、周囲のお母さん達の出産体験談を聞くなかで
「もうあんまりお産の痛みが辛くて、怖くて二人目を作れない」
という人が意外にいたから。
痛くない軽いお産で、産後の体力回復も早かったらもっと産む気になる女性も
いるんじゃないかなー、と思ったのだ。
もちろんそれだけが理由ではないけど、お産の痛みも子供を産みたくない一つの要因なのかなと。

私はナナを帝王切開で(逆子だったので)、タロウを硬膜外麻酔の無痛分娩で出産したから
まるっきり麻酔のお世話にならない出産というのは体験していないけど
無痛分娩というのもある程度までは陣痛を感じてから麻酔をかけるのでちょっとは体感している。
うおー、痛いー、くらいのところで麻酔をかけてもらうと
本当に痛みがなくなって楽になって、子宮口全開になるまで寝ちゃったりした。
胎児の頭がどの辺まで下がってきているか、というのははっきりわかるし
自分でいきんで産むのでその感激もちゃんとあった。
そして体力消耗していないので、産後の回復が早くて助かった。
何しろ二人目だと上の子の世話もあるからねー。

日本だと心情的なものなのか「お産の痛みを耐えてこそ母」みたいな意見も聞くけど
それはそれとして、まずは勝間氏のいう通り「無痛分娩を選べる医療環境を整える」のが先だと思う。
こういう啓蒙本や世間の意見で、これから妊娠・出産についての環境がもっと変わっていくことを期待する。




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選択の自由

自分の分娩を「選べる」というところが大切ですよね。妊娠、出産は非常に個人的な事なのだから。
「絶対に身体に良い、悪い」という事がある一方で、「個人の考え方に依る」という事もあって、そういう事に関しては一人一人の選択に任せて欲しいと思います。
偏見かもしれないけれど、日本は概して「選択の自由」の範囲がすごく狭い気がします。「〜でなければいけない」「〜すべき」という事が、「〜でもOK」という事よりもずっと多くて、ちょっと窮屈かなあ。ま、「何でもアリ」みたいな場合が多過ぎるアメリカも困りものだけど。(笑)

Re: 選択の自由

> culvergirlさん

おお、さすが!
そうです、「選べる」ところがポイントだと思います。
助産院でなるべく医療の介入のない形で産む人もいれば、
麻酔医がきちんといてその下で無痛分娩を選ぶ人もいる、
というふうになっていくといいなと思います。
もちろん、保険が使えるようになるのも必要ですし。

日本はお産に限らず色々と制約が多いかもしれませんね。
確かに、アメリカみたいにやたら選択肢が多くって
自分で選ぶのが当然、というのも疲れる時もありますけど(^^;;
いやもう、いいじゃんそのくらい!「私もみなさんと一緒で」って言っとけー!とか
特に「ランチセットメニュー」からランチを選ぶ時なんか思いますが(笑)
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
アメリカ生活もかれこれ20年。
夫と子供2人(うち1人は大学進学でオハイオ在住)、猫1匹とアラバマの田舎に住んでいます。

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