フットボールシーズン開幕

CSU Rams

アメフトのシーズン開幕。
タロウは早速友達と大学のスタジアムでのホームゲームを見に行ったそうで、
そこでまた沢山友達が出来たと喜んでいた。
眼に浮かぶわ。

卒業した高校も金曜日がアメフトのシーズン初試合だったのだが、
高校のサッカーのコーチから
「タロウがいないと、応援バンドがまるで別物だよ!
君がいてくれたらなあ」
とテキストメッセージが送られて来たそうだ。
「すごく嬉しかった」
と、タロウ。
良かったね。

大学生活、順調に慣れて楽しんでいってるようで何より。

大物廃棄やら家具の寄付やら

毎日BJと2人でちまちまと家の片付け中。
私はもともと腰痛持ちなので、腰の具合と相談しながらの箱詰め、荷運び。
BJがバリバリ重い物を運んでくれるので、えらいなー、男の人って大変だなーなどと思いつつ。

大物を捨てる為にいつも家の修理などを頼んでいるダスティンに
トレイラーを持って来てもらい、そこへバンバン物を積んで行く。
壁一面の本棚に入っていた本を捨てるだけでも一苦労。
本って重すぎ・・・・。もうこの点だけでも電子書籍バンザイ。
ボロくなったソファだの子供達がかつて使ったキャンプ用品だの
海で使うフロートだの、片っ端から捨てて行く。
断捨離どころじゃないわねこりゃ。
つか、10年住むとこんなに物って増えるのか!!
今このタイミングで引っ越しというのは、良かったかも知れない。

タロウの山ほどの洋服や、ナナがプロムで履いただけのハイヒールなどは
近所に寄付を募る箱が設置してあるのでそこへ放り込んでくる。
あまり傷んでないのを選んで入れたから、少しは役に立ってくれるかな。

今朝は家具を寄付するのでピックアップに来てもらった。
救世軍が近くにあったなと思って問い合わせたら、今は寄付は受け付けていないそうで。
もう1つ近場にあってかなり規模の大きいCenter of Hopeという団体に電話したら
いつでも受け付けてるし取りに行きます、というのでそこに頼んだ。
大きなトラックで若い男の子2人で取りに来てくれたので、
ダイニングテーブルのセットや大きくて重いテレビを入れる家具(armoire)や
自転車やカラーボックスや色々あったのだけど短時間で積み込みが済んだ。
いやー、助かった。

笑ったのは、ガレージから出入りして家具を運んでくれたのだけど
彼らがすぐにBJのコルベットに気が付いて、
「これ、誰の車?あなたも運転するの?
今度、ドライブの時に乗せてくださいよ」
と言った事。
ほんとこの車、男の子ホイホイなんだよねえ〜〜〜。
小さい男の子からおじいちゃんまで、
この車を見て何か声をかけてこない人はない、って感じ。

さてこれでまた色々片付いたぞ〜。
でも、売りに出すために室内をショールームみたいにするには
まだまだ道のりは遠い・・・・・orz

君の膵臓をたべたい

タイトルだけは聞いた事あったけど
原作も見てないし実写映画も見てなかったので
地上放送でやってたから
「君の膵臓をたべたい」
を、見てみた。

BJは最初
「あ、これ、飛行機内の映画リストにあったなあ。
どんな話なの?」
と聞いて来たが私もまるで内容を知らなかったので
一緒に黙って見始めた。

クライマックス。

「・・・うおーー・・・、
これ、機内で見なくてよかったぁぁ・・・」

とBJが鼻声で言うのでふと見てみたら
滂沱の涙を流していた。

私も泣いたけどね。
うん。
機内でこういうの見ると、手元にティッシュとか
ハンカチ無くて困る事多いのよね。

ヒロイン役の浜辺美波ちゃん、かわいいなあ〜〜。
私が彼女を初めてちゃんと意識して見たのは
「あの日見た花の名前を僕らはまだ知らない」
の実写スペシャルドラマ。
かわいいなあ、イメージ合ってるなあ、
銀髪じゃなくても本当に違和感ないなあ、って。
アメリカにいるのでCrunchyrollという
アニメ配信サイトの有料会員になってるから、
あのドラマもいつでもサイトで見られるので
多分10回以上は見ているが。
めんまかわいいよ。ほんと。

邦画だし地上放送だしで期待しないで見たのだけど、
良い作品だった。

入寮 その2

8月16日

朝8時から午後4時までが引越しの時間という事なので、
私達はちょっとゆっくり、9時頃大学へ。
皆朝イチで来るだろうからとずらしたのだがこれは正解だった。
チェックインも待たないで済んだし、駐車場も結構空いてたし。
ナナの時は何しろ全米1の規模の大学だから、入寮もものすごく手際良くて
荷物運びの学生達がバーーっと一気に引越し荷物を運び込んでくれたが、
ここは家族がちまちまと自力で運ぶスタイル。

タロウの部屋は個室タイプで、クローゼットも結構広いしデスクもあるしで良い感じ。
とりあえず部屋を見て、何が必要か見当をつける。
そこから構内の銀行へ行き、口座を開いたりデビットカードをもらったり。

一旦大学を出て、またTargetへ行ってデスクランプその他必要な物を買う。
昨日よりまた混んでいて、レジに長蛇の列が出来ていたのには驚いた。

再びBest Buyへ行き、部屋に置くテレビを購入。
Roku TVというのがNetFlixなどを見るのに便利だそうで、それをチョイス。
今は誰もケーブルTVなんて見ないのねえ。
「Roku TVって、なんで、ロク、っていうの?」
とBJが聞いたらタロウが真顔で
「6個、そういうアプリがホーム画面に出て選べるから、ロクなんだよ」
BJは真に受けてたが、もちろん冗談・・・・
と書こうとして今ちょっとググってみたら、
「日本語の6に由来」という点は本当らしい。
アプリが6つ、ではなく、創業者が起こした「6つ目の会社」だからだそうだ。
多分タロウもこれは知らないだろうな。

お昼をOlive Gardenで食べて(何しろ時間が無いのでチェーン店で済ませる!
観光旅行なら地元の店に行くけどそうでは無いので)ギターアンプを見に楽器店へ。
1軒目は目ぼしいものが無く、さすがにもう時間もなくなって来たので
「次の店で欲しい物が見つからなかったら、一旦諦めてネットで買うか何かする」
とタロウと約束し、最後の店へ。

ここが意外とギター関係が充実していて、欲しいアンプがいくつか見つかった。
「練習に使うか、ギグやステージに持って行ける大きさのにするか、
用途によって違うから困るんだよなあ・・・どうしようかなあ」
と悩むタロウ。
とりあえず、音が一番好きでコンパクトでコンピュータに繋いで使うことも出来て
電源が無くても電池で使えるYAMAHAのTHR10を買う事に決定。
つか、私がそう仕向けたんだけど。そうでもしないといつまでも決まらない感じだったし。
あれならドーム(寮)の部屋に置いといても邪魔じゃないしね・・・。
もっと大きくてステージに使えるようなアンプは、いずれ自分で
バイトでもしてお金貯めて買いなさい。

ホテルへ戻り、ギターなど残りの荷物を積んで寮へ。
買って来た物も運び込み、さて家具の組み立てを・・・・
となったらドライバーが無い。
工具が無くては何も出来ないので、タロウは荷物の片付けに置いておいて
BJと2人でHome Depotへ工具を買いに。
ドライバーのセット、ペンチとニッパー、ハサミを買ってまた寮へ。
何しろタロウは車が無いから、こういう買い物は私達がしておかないとね。

寮の部屋へ戻り、買って来た棚だのなんだのの組み立て。
こういうのも、1人だとどうしようもないんだけど
2人3人でやるとあっという間。
という事で、ベッドメイクまで済ませて記念写真。


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ギタースタンドも買って来たのだけど、やっぱり買って来て良かった。
タロウの場合、ギターはバイト(臨時収入)の手段でもあるしね・・・。

日中は30度くらいまで上がるけど朝晩は涼しい土地柄だけあって、
タロウの部屋にもエアコンは無い。
扇風機は買ってやったけど、まああれでなんとかなるかな?
それよりも、小学1年生から12年間アラバマで育って来て
全く雪の中の生活を知らない人だから、さて冬はどうなるのかしら・・・・。
ダウンジャケットと、冬用ブーツは買え、と言っておいたけど。

「さみしいな」とか「ホームシックになるかも」とか言ってたタロウだが、
実のところ私達親は全然心配していない。
友達と遊ぶ方が楽しくて、きっと親のことなんか思い出す暇も無いだろうと思うのだ。
それよりも、ちゃんと朝起きて授業に出てくれよ〜〜。そっちのが心配だ〜〜〜。
要領のいい人なので、ちゃっかり授業は全部午後からにしたらしいから
まあその辺も大丈夫なのだろうけど。

1番の心配は、日本語を忘れてしまうことかな。
聞く方はなんとかなるかもしれないが、使わないでいると
喋る方は忘れてしまいそうで。
「僕も、忘れちゃいそうな気がする。
なんか、日本語サークルとか、そう言う活動に参加しようかな」
と言っていたけど。

ナナも、たまに家に帰ってくると
「日本語が出てこない!」
と嘆いていたし・・・まあしょうがないかなあ。
こっちの言うことはわかるから、それでよしとすべき?


8月17日

デンバーからアトランタへ飛んで、夕方、帰宅。
タロウからは「ルームメイトは最高だし、すごく楽しい!」とテキスト。
良かったねえ。

さあ、いよいよ夫婦2人の生活の始まりだ。
1993年の夏に夫婦2人でオハイオ州クリーブランドへ引っ越して来て、
2018年の秋にまた夫婦2人でオハイオ州クリーブランドへ引っ越して行く。
私達の米国生活はクリーブランドに始まってクリーブランドに終わるんだなあ。
面白い。

入寮 その1

8月15日

タロウ、いよいよ大学の寮へ引越し。
というわけでBJと私と3人で、飛行機でデンバーへ。
ナナの時はなんとか10時間ドライブで大学まで送って行ったのだけど、
コロラドまではノンストップでも20時間半。
流石にそれは・・・・と断念。

各自スーツケース2個までは無料で持って行けるので、
私とBJの荷物は1個にまとめ、残り5個全部にタロウの荷物を詰める。
そのうち1個はスケボー2台詰めたらもう一杯。
後はほぼ全部洋服。どんだけ持ってく気だ。

機内持ち込みには、1人1本ずつ持って入れるのでギターを3本。
しかしこれは結局、小さい機体だったのでゲートチェックで預ける事になった。

空港からレンタカー(荷物が多いのでシボレーのTahoeにした)で大学のあるフォートコリンズへ。
とりあえずホテルに荷物を置き、すぐ近くのTargetへ買い物に行く。
布団だのお風呂グッズだのハンガーだの、持って来られなかった物を調達するためである。
店内には「College Corner」として入寮に必要な物が一箇所にまとめてあり、
その辺をうろうろすれば大体の物が揃うようになっている。さすが。
うちと似たような家族が大勢うろうろしていて笑った。
皆、遠くから来ているので店のどこに何があるかわからず、
やたらに歩き回っているからやけに店が混んでいる感じ。
私達も良く歩いた!!

ギターのアンプも欲しいというのでギターセンターともう一軒の楽器店を見に行く。
周囲に楽器店があるかどうかも、スマホのGoogleマップで検索出来るから本当に便利だ。
ナビも使えるし、ほんと今の旅行ではGoogleマップ無かったら何も出来ないわ。
残念ながら気に入ったアンプは見つからず。
でもタロウの場合絶対に必要なので、明日他の店を見に行く事にする。

Best Buyへ行ってMacBook Proを購入。
取り寄せになってしまったので、後日寮へ直接送ってもらう事に。
もうタロウは大喜び。
そうだよね〜、今までは私とiMacを共有して使ってたから不便だったもんね。

後は明日、寮の部屋を見てからランプや家具を買う事にしてOutback Steakhouseで夕食。
でもここの店舗はちとハズレだったので残念。
ブルーミングオニオンは揚げすぎだったし肉も焼き過ぎだししょっぱすぎた。

ホテルへ戻ったら、エレベーターの前でタロウの友達とその家族とばったり。
オリエンテーションの時に知り合って仲良くなった子達だそうで、びっくりだ。
そして更に、後からエレベーターに乗り込んだご家族もコロラド州立大学の新入生で、
しかもお母さんが日本人!驚いた!
こちらが日本語で話しかけたらあちらも飛び上がって驚いていたが。

部屋に戻って少ししたら案の定先ほどの子達がタロウを誘いに来て、
早速タロウは遊びに出かけて行った。
さすがだなあ。ほんと、友達作るの早い人なのよね。小さい頃から。

私は疲れたのでとっとと就寝。

片付け中

なんでも尻に火がつかないとやり始めないタロウ。
15日にコロラドへ引っ越すというのに、
やっと自分達のたまり場である我が家のガレージを
片付け始めたのが13日。
まあ、そこは18歳19歳の男子達。
体力があるので一気にやってしまえるからなんて事ないのか。
もう私もBJも、あれだけ色んな家具(大きなソファとかビリヤード台とか)を
一気に運んだらその後1週間は寝込んじゃうだろうな。

これでガレージも営業終了。
1年と2ヶ月くらいか、良く遊んだね!
これでこの子達とももう会うことは無いと思うと、
さすがにちょっと寂しい気持ちもするが。

・・・でも正直言って


やっと終わったーーー!!!



とっとと皆大学行きなさーーい!!!



って気持ちの方が今は大。

星の王子様とプラントハンター

「世界一のクリスマスツリー」とかいう
バカな企画をやった、プラントハンターとかいう
西畠清順という男がまた次のプロジェクトを始めた、とな。

サン・テグジュペリの「星の王子様」とのコラボで
バオバブの苗を売るのだそうだ。

何だろう、この気持ち。
自分の心の柔らかいところを、
土足でガシガシと踏みにじられたような。

西原理恵子は好きだが、
彼女が著作権の切れた「星の王子様」に便乗して
イラストを書き起こして作った西原バージョン
「星の王子様」については本当にもう許せなくて、
一切それについては見ないよう情報もシャットアウトしたのだが。
今回のプラントハンターによる便乗商法も許せない。

どういう商品なのか、私は日本国内にいないから
ネットの情報を見るしかないのだが
とりあえずそれでも
「バオバブの苗を売る」
「プラントハンター西畠と星の王子様が
星の上でバオバブの苗を挟んで立つ表紙デザイン」
なのはわかった。

星の王子様は、バオバブは危ない木だから、
毎朝星を見回って、バオバブの芽が出ていたら
すぐに抜いて星の世話をしているのだ、って言ってなかった??
そして、オリジナルの表紙で星の上に立っていたのは
王子様と、「世界にたった1つのバラの花」だったでしょう??
あそこに、バオバブが芽を出してたら
全く違うお話になってしまうのでは?

もしもこれが、新しい品種で王子様に関係した名前をつけたバラで、
その苗と「風除けのガラスドーム」を一緒に売る、
なんて企画だったらまだ許せたのかもしれない。

何でバオバブ。
どうして星の王子様。
人が大事にしてるもの、荒らすな!!
お前にはその気持ちが想像出来ないし痛みもわからないんだろ!

気持ち悪すぎる。
誰がこいつに金を払い、こんな企画を進めているんだ。
広告代理店か。銀座ソニーパークなのか。

引っこ抜かれて、あなただけについていくバオバブ。
て、ピクミンか??

Google Doc 便利

人生初の、「持ち家を売りに出して、別の土地へ家を買って引っ越す」を
経験している真っ最中な私達。
今までは何しろ賃貸だったり実家にいたりだったから
己の荷物さえまとめてしまえばOK、だったが今回はそうも行かない。

やることが多すぎてどこから手をつけていいのかわからないので、
こりゃTo Do Listを作らなければ・・・・と、
BJがアナログに紙とペンを持ち出してきて書き出すことに。
しかしこれ、あまりにも非効率的。
「あっそーだ、あれも確認しとかないと・・」とか
思い出した時にそのメモした紙が手元にあるとは限らない。
「あれ、書いてあったっけ?」
と確認したい時も然り。

そこで私がGoogleドキュメントを作成した。
デスクトップならGoogle Chromeを入れてあればそこから開けるし、
iPadやiPhoneならGoogle Docのアプリを入れてあればそこから見られるし書き込める。
いつどこにいてもアップデート出来るしそれを手間いらずで共有出来る。
私など、夜中にふと目が覚めて「あ、そうだ、あれ・・・」と思いつくことも多いのだが
枕元のiPhoneですぐに書き込んでおける。
いちいち「セーブする」というコマンドを選ぶ必要すらなし。

これで一気に「やるべきこと」が可視化された。
いやー、これ、便利だわ!

しかしうっかり「自分にわかりやすいように」と日本語でリストを作ってしまったので、
修理箇所などを業者に頼む時いちいち英訳しなければいけない・・・・
そのままコピペでテキスト(携帯メール)出来るようにしとくべきだった。
ぬかった。

ショッピング

私は買い物に行くのが好きではない。
ことに、これといって買いたいものがあるわけでもない時に
ただウィンドウショッピングして歩く、というのは本当に理解不能。
だから私の買い物は、事前に欲しいものが決まっていて
大体あの辺の店に行けばありそう、という目星がついているから
パッと行って、見て即決、即購入、すぐさま帰宅!となる。
この買い方はナナに遺伝したような気がする。

BJは「買い物が嫌いな奥さんで良かった〜・・・」と言っていたが
いや、最近そうでもないのかも?
というのも、ネットショッピング。
これがまあ便利で、ついついポチってしまうから。

昔なら日本へ帰国した時でないと買えなかったような化粧品とか、
細かいキッチン用品や消耗品などがこちらのアマゾンでも買える。
これはヤバい。

電子書店もヤバし。
送料もいらないし収納場所も取らないので、読みたい本をガンガン買ってしまう。
便利すぎるわ〜〜〜。

ますます出不精(デブ症!?)に拍車がかかる。

ハッシュタグ

2020年の東京オリンピック、
まじで暑さ対策どうするんだろう
もう日程ずらせないっていうんだったら
いっそ北海道とか山の上で開催して、
名前だけ「東京オリンピック」ってしたらいいんでないの。

とか思ってたらツイッターに
「#東京インパール2020」
というハッシュタグが出来ていて
ブラックジョークに苦笑いしてしまった。

そして都知事が言う暑さ対策がまさかの「打ち水」作戦??
竹ヤリじゃB29に勝てないって、学習してないの!??

甲子園の高校野球も、そろそろあの球場をドームにするとか、
状況を改善すべきなんじゃないかと思うけどねえ。
いつまでも「甲子園名物かち割り氷」の時代でもあるまいに。

引っ越し準備開始とブランドの信用

引っ越しにあたってこの家をまず売りに出さねばならないため、
不動産屋に連絡して先日家を見に来てもらった。
修理すべきか、掃除だけでなんとかなるか、
さて売るための写真を取るにはどの程度片付けるべきか、とか。
大きな修理はさほど必要ないようで良かったが、
とりあえずはガラクタを片付け、少しでも見た目を良くすべきとのこと。

というわけで早速ホームデポでダンボール箱など買って来て、
なんでも放り込んでおいた作り付けの本棚から捨てる本と持って行く本の仕分けなど。
これがまあ驚くほど不要な本が出る。古本屋の閉店か?って感じ。
こんなに入ってたのか、この本棚!

片付けていたらタロウの彼女ちゃんが遊びに来たので、
これ幸いとタロウの部屋の片付けを彼女に頼む。
タロウより年下なのだが世話好きできれい好きな子なので、
二つ返事で引き受けてくれて助かる!
私がガミガミ言ったって、タロウなんか全然何も動かないからねえ。

そうこうしていたら彼女ちゃんが冗談めかして
「Mimi、あなたのルイヴィトンコレクションで
引っ越しで捨てる物があったら、私にちょうだいね!」
と、言った。
・・・あ。
そういえば、もう汚くなってるし古くて使わないバッグがあったんだった・・と
思い出し、クローゼットの奥から掘り出して持って来て
「これで良かったらあげるわ」
と彼女ちゃんにあげたらビックリして、感激して泣いていた。
え?そんな驚くほどのもん??
だって、30年前に買ったボストンバッグ(Speedy30)だよ??
取っ手なんか飴色になっちゃってるし、全体にクタクタだし・・・。
私が持つにはもうくたびれすぎてて、
ババアがこんな古いヴィトン持ってたら貧乏くさいから
捨てようと思ってたバッグなのよ。

でも、彼女ちゃんによるとこれは「オールド」なバッグではなく、
「ヴィンテージのヴィトン」なので別物なのだそうだ。
はーなるほど。物は言いよう。

「ずっと、ヴィンテージのヴィトンの小さいバッグが欲しくて
色々ネット見たりしてるんだけど、ヴィトンって
ものすごくバッタもんが多いのよ!!」
と、彼女ちゃん。
あー、わかる。そうだろうなあ。
でも私の持ってるのは、それこそパリの本店で80年代に買った本物ですからね。
日本がバブル最盛期だった頃、ヨーロッパに爆買いしに行ってた時代の。
オリジナルの錠前ロックもついてるし、希少なのかもね。

「ナナにあげなくていいの?」
と聞かれたけど、これは多分ナナの趣味じゃないしな〜。
それだったら新品の、コーチとディズニーがコラボしたバッグ、
とかの方が彼女は嬉しいと思う。

と、これをあげたのが数日前の話。
今日またタロウの部屋を片付けに来てくれて、
彼女ちゃんが言うには
「あのバッグ、ヴィトンのお店に持って行ったの!
そしたらお店の人が、『30年前の!?こんなに状態がいいの、見た事ないですよ!
取っ手とトリムの皮をやり直したらきれいになりますよ』って言うの。
でも私は、新品にしたいわけじゃないの、だからそれはいらないって言って、
イニシャルだけ入れてって頼んで置いてきたのよ」

30年前に買ったけど、まあ、ここ20年はずっと
クローゼットに入れっぱなしで使ってなかったから
傷んでないっちゃー傷んでないけどねー。
でも実は、少し前に、全体がカビちゃってるのに気が付いて
丸ごと手洗いしたんだわ私。
ヴィトン水洗いしていいのか!?って思ったけど、
取っ手やトリム部分以外はビニールコーティングの布だしなー、って。
だから、見た目は結構綺麗になってんのよね。
皮のとこも、さほど水で傷まなかったし。

あまりに彼女ちゃんが喜ぶので、ちょっとググってみたけど
確かにあんな古いヴィトンでも100ドルとか、
状態が良ければ300ドルくらいの値段がつくのねえ。
でも、知らない人に300ドル(3万円ちょい)で売るよりも、
あれだけ喜んでくれる子に譲る方が嬉しいわ。
どうせ捨てる気だったんだし。

しかし、今までジッパーが壊れたりして何度かヴィトンに
バッグとか小物の修理を頼んだ事があって、
無料でやってもらった事もあったけど
今回も彼女ちゃんが持ち込んだ私のお古のバッグを
修理して化粧直ししましょうかと言うのに驚いた。
そう言うところが、ブランド(老舗)のいいところなのよね。
いつになっても、型番が廃止になっても、ずっと修理や
アフターケアをしてくれるところ。
本物を買うのは高いけど、こう言う「何十年経っても
変わらないサービスを受けられる」ところまでを
買ってるんだなあとつくづく思う。
それが、「老舗の信用」と言うか。

ヴィトンの製品、一時デザインがあまり好みじゃなくなってて
しばらく買わなかったんだけど、
うーん、やっぱ好きだな。色々と。
プロフィール

Mimi

Author:Mimi
1993年からアメリカ在住でしたが、
2021年8月、夫と2人で日本へ本帰国。
娘はカリフォルニアで社会人生活、息子はテネシー州ナッシュビルにいるらしい。

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